脳内戦国武将時代 スタイリッシュな逆襲 忍者ブログ
幸村の兄・真田信幸が戦国バサラシリーズに登場してくれないもんかな、という願望の呟き。あとは戦国時代考。小説更新報告も。
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少し古い話をしようとすると、既に言ったことか
まだ言ってなかったことか解らなくて自分でも
過去データが見つからないときがある。
一応トラックバックは貼ってみましたが、
もし既出だったらすみません。
「政宗の文芸」に載っている、歌でやりかえした
スタイリッシュなリアル政宗の詳細について。

京の都といえば当時の大都会。
むしろ京以外は田舎で、奥州なんて人畜未踏扱い。
政宗はその奥州出身ということで、よくバカにされたようだ。
が、そこで大人しくいじめられる政宗ではない。
京の公家に歌でバカにされた時は、
すかさず歌でやり返したらしい。
バカにする気満々で、桜の枝をとって「一句」と
言った公家に対し、すぐさまこう返したらしい。

「大宮人 梅にも懲りず 桜かな」

これで公家は面目を失う訳だが、
現代人には意味が解らない。
平安時代にこんなことがあったらしい。

奥州の豪族が戦に負け、京に連行された時、
当時の公家が「ド田舎だから梅も知らねーだろw」と
バカにして「これなんて花だと思う?」と聞いたそうな。
するとその豪族・安倍宗任さんは笑って

「わが国の 梅の花とは見つれども 大宮人はいかがいふらむ」

と返したらしい。簡単に言えば
「梅だろ常考。都会人そんなことも知らねーのかよw」と
いう意味。これでこの公家は面目を失う訳だが、さて
このエピソードと政宗のエピソード、よく似ている。
政宗はバカにされた時、この安倍さんの話を思い出して

「公家がまた、梅で懲りずに今度は桜で同じ手を使ってやがる」

とやり返したということ。
こういうのやれたらカッコいいだろうけど、
とっさの機転も必要だし、基礎知識+過去の有名な歌の引用等
膨大な知識量も必要だし、そう簡単には出来ないんだろうなぁ。
なんだかんだ言ってもやっぱり頭良かったんだよね、政宗。
こういうところは真面目にスキだ。


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戦国時代をこよなく愛する仮面OLの日々。最近ハヤリの隠れ腐女子…と名乗っていたらもっと最近はレキジョという呼称がついた。でも無骨好きなので世間一般のレキジョとは違うと思う。
特に真田・伊達・大谷・黒田家あたりに大フィーバー。
趣味の旅行は最近、城と遺跡巡りまっしぐらになりつつある。
戦国バサラシリーズに真田信幸が出て来てくれる夢ばかり見ている。
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