醐留郷田

政宗は宣教師を優遇したことからキリシタンだったのでは
ないかという噂がいまだにある。
私の政宗像は山岡荘八がベースにあるので、国を治める
方便とか貿易による利潤を狙ってとかのために宣教師を
利用しただけで、信心はこれっぽっちもなかったと思っている。

ところで政宗は、侵略した土地に醐留郷田と名付けたことが
あるらしい。

ゴルゴダは、かつてキリストが磔刑された丘の名前である。
これも政宗がキリストを敬っていた理由の一つとされている
ようだが、えー…？バサラ慣れしているからか、単なる
ヤンキー語にしか見えない。

それにきっと、新しいモノや珍しいモノが好きだったから、
単に「ゴルゴダ」の音の響きが気に入って名付けただけだよ。

とりあえず、政宗には俺様以外あがめたてまつってるヒマなかったと思う。

地方巡業中…

仙台のマスコット「おにぎり丸」の着ぐるみが
出回ってると仙台在住の友達から情報を得た。
亘理町の農業祭に居たというから意外と地域密着型なのか…
子供に好かれてる画像だったので微笑ましかった。

しかし頭身が…あれは2頭身だから可愛いのでは（汗）

政宗オッドアイ伝説

私は見逃したのだが、テレビで面白い仮説を
立てていたらしい。
政宗は輝宗パパが白人女性に産ませたハーフ、
そして眼帯で隠した右目は碧眼だった、という
大胆過ぎる内容だ。

面白い!!!

なんでそんな面白いテレビ見逃してしまったんだろう。
すっげぇ見たかった。今でも見たい。
なんだそれ、少女マンガのヒーローみたいじゃないか。
左右の目の色が違うから眼帯？スタイリッシュ過ぎる。
ゲームでもそうしちゃえばいいのに。眼帯外した途端、
男前過ぎて敵が気絶するといい。
だから支倉をスペインへ遣ったのか？半分故郷だから？
（でもそういう哀愁はありそうできも…いや怖い）

とりあえず、最上の鬼姫の異名を取る政宗ママ・義姫には
い～具合にケンカ売った内容だろう。正室の子って肩書きは
そんな軽くないと思うんだけどな…（－－

片目コンプレックス

政宗は片目であるコンプレックスがあったと言われている。
そのため自分の絵や肖像を作るときは必ず両目を
入れるようにと言っていたらしい。

ところで私は「秘密のケンミンショー」という番組が
大好きで、元旦にスペシャルの録画を今日ようやく見た。
その番組は日本全国各都道府県代表のタレントが出て、
他県はこんなに変だと言い合うものなのだが、その中で宮城県は
だるまが青い
という話題を出していた。

私も関東の者なので、当然だるまは赤である。
だが宮城の仙台だけは青い宝船に乗ったド派手なだるま、
しかも七転び八起きの縁起を担いで８個飾るのが主流らしい。
どうしてかというと、その昔政宗が派手好みで青いだるま作りを
武士の内職として奨励したというのだ。
しかもだるまは通常、目を入れないで売るものなのに、仙台の
青だるまに限っては両目を入れた状態で販売しているというのだ。
この説明に対して「政宗が独眼だったから」で皆納得していたが、
私はふと

「政宗自身は何も言わなかったけど、皆が気を使って
わざわざ両目を入れた状態で売り出してたんじゃなかろうか」

と思った。
だって政宗、上司としては気難しくてめっちゃ怖そうだもん。

ちなみに画面のテロップが「正宗」になっていた。
正月早々誤植はいけないと思う…（－－；

政宗のキモチ

11時半に中華の予約を入れ、11時に駅で
待ち合わせをしていたのが最寄り駅から電車が
動いておらず、あちこち電車を乗り回すハメに
なってしまった。
Ｅ駅に行くためには最寄のＢ駅から一本なのだが、
ＣからＥ区間しか動いていないということで、
Ａまで戻って別の電車で大回りをするか、動いているＣまで
別ルートで行くかのどちらかで行かねばならない。
Ａまで戻るのはかなり大回りで到着が12時過ぎてしまうので
出来れば合流したい。ということで、一度Ａ駅まで下ったが
別ルートでＣまで行くことにした。ケータイや駅員から
運行状況を確認しつつ、１時間オーバーくらいでＣ駅到着。
するとなんとＤ駅まではバス代行だというではないか。

ちょっと騙さないでよせめて駅員!!!（号泣）

そうと知っていたら完全別会社の電車を使ったのに
酷い話だ。でももうどうしようもないので代行バスに乗った。
そこからがまた時間がかかるのなんの。
延々遠回りさせられて、結局２時間半オーバーで
目的地に着いた。揺れるバスをずっと立ってたので
脚も痛い。半分気持ち悪くなりながら、本も読めないので
つらつら考え事をしていたのは政宗のことだった（笑

天下取りのため、あがいてあがいてあらゆる手段を
講じて、だいたい後の歴史家に「今見るとあがいてる
ように見えるが、未来が見えない当時としては実に
出来るだけのことをしていた」とよく言われているあの
権謀術数の数々…一揆をそそのかしたり関が原の
背後で漁夫の利を狙ったりといったあの努力、と
なんだか今の自分は似ている気がした。
完璧な遠回りの方が早かったのは後に判ったことだが、
その時の判断では情報が正しくさえあれば元ルートから
行った方が早かったわけで、出来る限りのことをしているのだ。
が、後から見れば実によくあがいているなぁ…と。
まぁそれだけ必死だったんだけどね。
何しろ予約してるし連れは一人で待たせてるし。

そういや政宗も私と同じＢ型だったらしいから、きっと
彼のポリシーは私と同じ「今この場でベストを尽くす」
だったんじゃないかと思った。

…そう言うと聞こえはいいが、空振ってるとすんごい
周りが迷惑するんだけどね（政宗の場合は主に小十郎が）