脳内戦国武将時代 「家康と幸村」読後 忍者ブログ
幸村の兄・真田信幸が戦国バサラシリーズに登場してくれないもんかな、という願望の呟き。あとは戦国時代考。小説更新報告も。
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最近ずっと戦国モノを読んでいたので、
ちょっと傾向を変えてファンタジーを読んでいる。
王子が出てきたら、なぜか幸村を思い出した。
どうしてか。
よく考えたら、最近読んだ時代小説「家康と幸村」の
中の幸村の扱いが「白馬の王子」だったからだ。

大坂の陣という当時の日本で一番物騒な場所に、
お家の再興を目指す沼田氏の後裔の姫が、
父・昌幸に沼田氏を滅ぼされた恨みとして
幸村暗殺にやってくるというなんとも迷惑な
おしかけ暗殺者で、しかも姫には殺意がない。
昔、白馬の王子のように自分を助けてくれた
幸村に片思いしていて、ちっとも殺す気になれないのだ。

ただでさえ幸村殺すのなんて家康が苦労するくらいだから
一筋縄じゃいかないのに、姫はとことん夢見がち。
昔、怪我した自分を香を焚き染めた懐紙で手当てしてくれた
馬に乗った綺麗な武者、…が、えーと、幸村でー…、
その後、高野山でも攻撃しかけてみたけど結局助けられてー、
王子カッコイー、みたいなー。

…なんだその幸村は。

そもそも私も幸村は好きだが、王子だとは思ってない。
むしろ信州の山育ちの田舎っ子で野生に近い直感タイプ
高級レストランに来たって場所を忘れて爽やかな笑顔で
クルミを素手で割るところは想像出来ても、香を焚き染めた
懐紙で手当てしてくれるとは思ってない。
幸村が懐に紙挟んでたとしても、それは食べ物を包む時か
刀の手入れする時しか使わないから、少なくとも
ニオイを付ける必要なさそうだ。
だいたいそんな高価な紙持ってないだろ、あの貧乏一族。
そういうのはむしろ政宗の本領だ。

…と、いうことで、世にも珍しい王子な幸村が見たいなら
「家康と幸村」をオススメする。

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戦国時代をこよなく愛する仮面OLの日々。最近ハヤリの隠れ腐女子…と名乗っていたらもっと最近はレキジョという呼称がついた。でも無骨好きなので世間一般のレキジョとは違うと思う。
特に真田・伊達・大谷・黒田家あたりに大フィーバー。
趣味の旅行は最近、城と遺跡巡りまっしぐらになりつつある。
戦国バサラシリーズに真田信幸が出て来てくれる夢ばかり見ている。
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