幸村の兄・真田信幸が戦国バサラシリーズに登場してくれないもんかな、という願望の呟き。あとは戦国時代考。小説更新報告も。
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正確には時代小説ではない。
中津文彦著・独眼竜の名前を使った普通の推理小説である。
こういう話が一つくらいはあるだろうなぁと期待しつつ
読んでみたら、けっこう真面目に政治を語り歴史を語り
推理を展開していたので逆に引いてしまった。…もっと
ありがちなアホらしい展開を期待してたのに、なまじ真面目に
取り組んだものだからどう対処していいか判らないカンジ。
期待してたのはもっと
巨大企業の社長の座を兄弟が争った末、母親に嫌われて
毒殺されそうになった兄が、弟に向かって
「俺が社長になるためにはお前が邪魔だったんだ!」
…と、弟を逆に殺す(※政宗エピソード1)とか、
孤島で起こる連続殺人の犯人が、最後に残った一番恨みある奴に
「父親を自ら殺さなければならなかった苦悩がお前に解るか!?」
…と、詰め寄って結局皆殺しにする(※政宗エピソード2)とか
はっきり言ってもっとチープな展開を期待していた分、
がっかりだった。歴史上の人物を引き合いに出すなら、
御当地殺人事件や時刻表のトリック並にアホらしいくらいが
ちょうど良いのだ。
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