脳内戦国武将時代 信玄の軍配者 忍者ブログ
幸村の兄・真田信幸が戦国バサラシリーズに登場してくれないもんかな、という願望の呟き。あとは戦国時代考。小説更新報告も。
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富樫倫太郎著の軍配者シリーズ2作目。
前回から20年以上の月日が流れ、前回は
風摩小太郎が主役で北条氏康の軍配者に
なるまでの話だったけど、今回は山本勘助が主役に。
武田晴信の軍配者になるまでとなってからの話で
砥石崩れの少し後まで。

もう…なんというか勘助ファンは見るべし!
やっぱり武田は男くさいところがいいなv
勘助と原虎胤が初めて会話した後、虎胤が
「か…勘違いしないでよね!アンタがブサイクだから
声かけたんじゃなくて好きだから声かけたのよ!」
と、アラテのツンデレを披露していて驚いた。
これがムサいオッサン同士のやりとりと来たもんだ。
やはり武田、こういうところが好き(笑)
あと小太郎ファンも見るべし。
この話の小太郎は別に忍者じゃなくてれっきとした
軍配者(軍師)で勘助の親友なんだけれど、40歳過ぎて
2児のパパなのに相変わらず心が清いままで
子供も木のマタから発見したんじゃないかと思えるほど
10代から変わってないところが驚いた。
しかもふらふらで死にかけた状態で尋ねて来た勘助を
走って追いかけ、自宅では寝ずの看病をする
脅威のけなげぶりを発揮。
もうどんだけ勘助のこと大好きなんだ
とおばちゃんモエ疲れしてしまった。
(これも一応オッサン同士なんだけどね…)
お別れの時もじっと背中を見つめてたし…
勘助も自分が苦労してきて素直になれない分、
小太郎のストレートな好意に動揺して可愛いのが困る。
河越夜戦前には勘助が小太郎を死なせたくない一心で
単身小太郎に助言しに行ったり、ホント素晴らしい友情でした。
もちろん史実に沿った内容も面白かったんだけど、
やはり富樫作品はキャラに人間味があっていいよね。

「風林火山」と同じで勘助と諏訪御寮人は仲良いように
書かれてたけど、史実でもそうなのか気になるな。

続きは「謙信の軍配者」なので、川中島の勘助
死亡シーンまでやってくれるだろうと楽しみにしている。
富樫の書く謙信様も、どんな人間になるのか楽しみv

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戦国時代をこよなく愛する仮面OLの日々。最近ハヤリの隠れ腐女子…と名乗っていたらもっと最近はレキジョという呼称がついた。でも無骨好きなので世間一般のレキジョとは違うと思う。
特に真田・伊達・大谷・黒田家あたりに大フィーバー。
趣味の旅行は最近、城と遺跡巡りまっしぐらになりつつある。
戦国バサラシリーズに真田信幸が出て来てくれる夢ばかり見ている。
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