幸村の兄・真田信幸が戦国バサラシリーズに登場してくれないもんかな、という願望の呟き。あとは戦国時代考。小説更新報告も。
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真田・伊達関連の本以外も少しは読もう、と今度は
信長関連に手を伸ばしてみた。
タイトルだけで読もうと決め、中身は知らなかったのだが
主人公はかの「信長公記」の作者・太田牛一だった。
面白い切り口だな!
昔の著筆事情とかわかって面白かった。
今と違って大変だったんだな…写本しなきゃ本は
読めないけど、火のある場所じゃ延焼すると
一大事だから昼間しか写本出来ないなど、
制約が多くて大変そうだ。
しかも珍しい本は、全3巻本でもどこに1巻2巻が
あるのか判らないから訪ね歩いたりしなきゃ読めない等
苦労が多かったもよう。…同人みたいなもの?
噂や昔の他人の日記、事情聴取を参考に書くにしても
嘘や捏造が多くて信頼出来るかどうかでまた悩んだり、
暦の書き方が人によって違ったりとか、カルチャーショックだ。
ストーリーは、信長びいきな牛一が信長の半生を記録したいと
思い書く話と、ところで死体はどこにあるんだろうと探す探偵
モードが平行している。最初からの伏線が最後までなかなか
明らかにされないあたりも面白かった。
あっと言わせつつもしみじみ納得させる終わり方も良し。
こないだの「信長両性具有説」とはまた別の楽しい解釈だった。
あと、すごく少量なんだけど女の色っぽさの描写が異常に
上手かった。女の色艶を書ける男性は珍しいよね。
たぶん全体的に上手な人なんだろう。作者・加藤廣。
(またしても真田・伊達関係じゃないから知らないんだけども)
信長ってそんなに悪い人じゃないよ、天下人は皆もっと悪かったもん、
みたいなけなげなスタンスに好感持てた(笑
信長関連に手を伸ばしてみた。
タイトルだけで読もうと決め、中身は知らなかったのだが
主人公はかの「信長公記」の作者・太田牛一だった。
面白い切り口だな!
昔の著筆事情とかわかって面白かった。
今と違って大変だったんだな…写本しなきゃ本は
読めないけど、火のある場所じゃ延焼すると
一大事だから昼間しか写本出来ないなど、
制約が多くて大変そうだ。
しかも珍しい本は、全3巻本でもどこに1巻2巻が
あるのか判らないから訪ね歩いたりしなきゃ読めない等
苦労が多かったもよう。…同人みたいなもの?
噂や昔の他人の日記、事情聴取を参考に書くにしても
嘘や捏造が多くて信頼出来るかどうかでまた悩んだり、
暦の書き方が人によって違ったりとか、カルチャーショックだ。
ストーリーは、信長びいきな牛一が信長の半生を記録したいと
思い書く話と、ところで死体はどこにあるんだろうと探す探偵
モードが平行している。最初からの伏線が最後までなかなか
明らかにされないあたりも面白かった。
あっと言わせつつもしみじみ納得させる終わり方も良し。
こないだの「信長両性具有説」とはまた別の楽しい解釈だった。
あと、すごく少量なんだけど女の色っぽさの描写が異常に
上手かった。女の色艶を書ける男性は珍しいよね。
たぶん全体的に上手な人なんだろう。作者・加藤廣。
(またしても真田・伊達関係じゃないから知らないんだけども)
信長ってそんなに悪い人じゃないよ、天下人は皆もっと悪かったもん、
みたいなけなげなスタンスに好感持てた(笑
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