脳内戦国武将時代 大谷吉継 忍者ブログ
幸村の兄・真田信幸が戦国バサラシリーズに登場してくれないもんかな、という願望の呟き。あとは戦国時代考。小説更新報告も。
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こないだうっかり間違えて借りた本、
その名もダイレクトに「大谷吉継」を読んだ。

良かった…っ!!!!!

久しぶりに本読んで泣いたよこんちくしょう!
やっぱり男同士の友情モノはいいな!
三成の親友ポジションは世間的に兼続らしいが、
やっぱり私は刑部だと思うの。
というか三成が「一番の親友は兼続」と言っても、
刑部は笑って「それでも俺の一番の親友は三成だ」って
言いそう!そういう度量の広さが刑部!惚れる!
以前読んだ刑部本では、榊原康政の娘が正妻だったり
思いを告げないままの片思い同士が居たりしたが、
今回はシンプルに「結婚しろって言われたからしました」
みたいな奥さんしか居なくてそっけないほどだった。
娘も息子も父親の違う弟と妹を養子にしたってことで
自分の子供は居なかったもよう…実際のことはどうなんだろ。

それより何より二人の友情ですよ!
互いに足りないところを認め合って「二人で一人前」なんて
笑ってた青年時代を最後に振り返ったりして話上手すぎる…!
しかも刑部が頭巾を外して「これが俺の顔だ」と言った時も、

「顔がどうした。俺の親友は佐吉、紀ノ介と
呼び合ってた頃からの思いだ」


とかキッパリ言ってここで(私が)号泣。
言う。三成なら言う!
美形でも自分の容姿に無頓着そうな彼なら言う!
顔面崩れてても内面見そうだから気にしない!
だって誰にでも公正で己を偽らない三成だもの!

彼のえらいところはちゃんと死ぬまで筋を通すところだと思う。
その不器用さを理解したからこそ、島左近も舞兵庫も付いてきたんだし
刑部も仲間になった。というか、三成のそばで三成を好きだった
人達は、絶対包容力が人並み外れてあった大人の男だったと思う。
ツンデレも笑って愛せる男の中の男だったんだー。ハーレム!?!
(落ち着け自分)

ということで、治部も刑部もステキ過ぎて大満足でした。
バサラの治部&刑部で誤解しないよう、これを読んで頂きたい。
石川能弘著、渾身にオチオシの一冊です。

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戦国時代をこよなく愛する仮面OLの日々。最近ハヤリの隠れ腐女子…と名乗っていたらもっと最近はレキジョという呼称がついた。でも無骨好きなので世間一般のレキジョとは違うと思う。
特に真田・伊達・大谷・黒田家あたりに大フィーバー。
趣味の旅行は最近、城と遺跡巡りまっしぐらになりつつある。
戦国バサラシリーズに真田信幸が出て来てくれる夢ばかり見ている。
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