幸村の兄・真田信幸が戦国バサラシリーズに登場してくれないもんかな、という願望の呟き。あとは戦国時代考。小説更新報告も。
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古川薫著の、毛利さん家を書いた短編集。
毛利家の時代小説とは別に、現代の犯罪を、
輝元のコラムを読んだ刑事がつながりがあるような
気がする…という切り口で歴史を掘り下げていく
話が1つあった。
以前読んだ、政宗の遺産の話と似たような(笑
しかしここで気になったのは、この話が輝元に見初められて
側室になったお姫様の話であるということ。このお姫様の
父親が、姫を輝元の側室にしたくないから早めに結婚させて、
それを知った毛利家臣団が姫の夫を殺して無理やり
姫を側室にした、なんて酷い話だ、人権侵害だ略取だと
騒ぐのである。現代から見れば当然騒ぐと判るのだが、
ちょっと現代と戦国時代を無視しすぎてる感があって
笑えた。刑事さん、真面目に「これで立件できますね!」
とかイキヨウヨウしてないで、現実の捜査をして下さい。
更に当時の感覚から言うと、中国地方を統一した元就の
孫で3代目の大大名たる輝元の側室に上がるのになんの
不満があるのかが不思議でならない。かなり玉の輿よ?
娘が気に入られれば父親、ひいては一族の出世もあるし。
そもそも戦国大名たる者、領内の仕置きは自由なのであって、
気に入った女をはべらせる自由ももちろんあった。
見初められれば家臣は奥さんだって献上しなきゃいけない。
おぼっちゃまだからイマイチ思慮に欠ける部分はあった
ようだが、暗愚とまではいかないなかなか頑張ってるお殿様・
輝元にどうして嫁がせたくなかったのか。姫だって一度結婚
しちゃってるから素直に輝元になびけなかった訳で、最初から
輝元しか知らなかったら案外ウマく行ってたんじゃないか。
当時は当たり前だから大してヒドい話でもないじゃない。
…と思いながら読むとヘンな話だった。
で、一昨日の話になるが、どうも私の脳内は半分くらい戦国時代に
入ってしまっているので、私的に普通の感覚で「バサラの松永は
悪逆さ加減が足りない」とか思っているのが、既におかしいらしい。
毛利家の時代小説とは別に、現代の犯罪を、
輝元のコラムを読んだ刑事がつながりがあるような
気がする…という切り口で歴史を掘り下げていく
話が1つあった。
以前読んだ、政宗の遺産の話と似たような(笑
しかしここで気になったのは、この話が輝元に見初められて
側室になったお姫様の話であるということ。このお姫様の
父親が、姫を輝元の側室にしたくないから早めに結婚させて、
それを知った毛利家臣団が姫の夫を殺して無理やり
姫を側室にした、なんて酷い話だ、人権侵害だ略取だと
騒ぐのである。現代から見れば当然騒ぐと判るのだが、
ちょっと現代と戦国時代を無視しすぎてる感があって
笑えた。刑事さん、真面目に「これで立件できますね!」
とかイキヨウヨウしてないで、現実の捜査をして下さい。
更に当時の感覚から言うと、中国地方を統一した元就の
孫で3代目の大大名たる輝元の側室に上がるのになんの
不満があるのかが不思議でならない。かなり玉の輿よ?
娘が気に入られれば父親、ひいては一族の出世もあるし。
そもそも戦国大名たる者、領内の仕置きは自由なのであって、
気に入った女をはべらせる自由ももちろんあった。
見初められれば家臣は奥さんだって献上しなきゃいけない。
おぼっちゃまだからイマイチ思慮に欠ける部分はあった
ようだが、暗愚とまではいかないなかなか頑張ってるお殿様・
輝元にどうして嫁がせたくなかったのか。姫だって一度結婚
しちゃってるから素直に輝元になびけなかった訳で、最初から
輝元しか知らなかったら案外ウマく行ってたんじゃないか。
当時は当たり前だから大してヒドい話でもないじゃない。
…と思いながら読むとヘンな話だった。
で、一昨日の話になるが、どうも私の脳内は半分くらい戦国時代に
入ってしまっているので、私的に普通の感覚で「バサラの松永は
悪逆さ加減が足りない」とか思っているのが、既におかしいらしい。
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