脳内戦国武将時代 謙信の軍配者 忍者ブログ
幸村の兄・真田信幸が戦国バサラシリーズに登場してくれないもんかな、という願望の呟き。あとは戦国時代考。小説更新報告も。
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待ちに待った軍配者シリーズ3作目、そして最終巻!
ということで大変楽しく読ませていただきました~

これまでの流れから一作目(早雲の~)は小太郎、
二作目(信玄の~)は勘助主人公だったから、
今作は当然冬之助が主人公なのかと思ったら

ほぼ勘助が主人公でした。

前作で結婚して幸せ絶頂な勘助が川中島へ向けて
着々と死亡フラグを積み上げていく様が、
もう胃が痛くなるような切なさで泣けた。

・長男に「自分が死んだら~」と話す
・来年の勝頼の元服には顔を出すと約束する
・二人目を妻がみごもってる時に川中島へ
・帰って来たら引退するつもりと言っちゃう
・信玄にもらった大事な遠眼鏡を割る

等々、どこまで死ぬお膳立てすれば気が済むんですかと
言わんばかりの準備が…大河「風林火山」では川中島に
行く前に由布姫の亡霊が止めに来たけど、さすがに
そこまではなかったのが良かったのか悪かったのか。
個人的にあのシーン好きだったなぁ…
まぁ、大河は由布姫の本命が勘助だったから仕方ないけど。

で、勘助の感想ばかり書いているけど本当に武田サイドの
描写が多かったのだから仕方ない。
長尾サイドの描写はほぼ謙信様終始KY丸出しで、
あれはあれで面白かった。
たぶんあの人物像で間違ってないんだろうな。
信玄とはお互い嫌いあってて、腹が立つたびに神社へ
願文を奉納しあってる様にうっかりモエた。

が、そんな両軍の描写も、やっぱり最後はタイトル通り
冬之助がオイシイところを持っていって
綺麗にラストを飾ったので感動もひとしお。
最後だけ読み返してじわじわ感動をぶり返してしまった。
冬之助の描写はむしろあれくらいでちょうど良かったんだと
思わせるトガリンの描写にひたすら脱帽でございます。

面白かった~!

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時代小説・旅行
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戦国時代をこよなく愛する仮面OLの日々。最近ハヤリの隠れ腐女子…と名乗っていたらもっと最近はレキジョという呼称がついた。でも無骨好きなので世間一般のレキジョとは違うと思う。
特に真田・伊達・大谷・黒田家あたりに大フィーバー。
趣味の旅行は最近、城と遺跡巡りまっしぐらになりつつある。
戦国バサラシリーズに真田信幸が出て来てくれる夢ばかり見ている。
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