幸村の兄・真田信幸が戦国バサラシリーズに登場してくれないもんかな、という願望の呟き。あとは戦国時代考。小説更新報告も。
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たま~にテレ東で放送している超歴史ミステリーロマン、
ゆうべも放送していたがなかなか面白い内容だった。
昨日のは大奥スペシャル。実は徳川の2代将軍秀忠の
正室お江与の方が家康を射殺させたんだという
大胆不敵な仮説が飛び出していたが、大胆なのは
いつものこと。驚いたのは、家康が射殺された時に
着ていた羽織が残っているという点。一気に疑わしくなった。
そしてその動機だが、三代将軍を竹千代(家光)にするか
国松(忠長)にするかの後継者争いで、次男の国松を
溺愛したお江与が竹千代を推す家康を邪魔に
思ったというものだったが、これも果たしてどうか。
やっと読み終わった「徳川三代記」の中のお江与は、
兄弟どっちが将軍を継ごうがあまり興味がなさそうで、
是非とも竹千代に継いで欲しいと思っていた福(春日局)の
独り相撲だった、という説がたまらなくイイと思った。
言われてみれば気も押しも強いお福の妄想だった
可能性も大きい。お江与は浅井長政とお市の娘で
根っからのお姫様だから、自分が安泰なら他は割と
どうでもいいとかぶっちゃけ徳川なんてどうでもいいと
思ってても絶対おかしくないと思う。対してお福は
苦労続きで劣等感の塊だから、独り相撲も大いにありえる。
この「お江与どうでもよさげ論」はかなり目から鱗な斬新説だった。
だから、お江与が家康を射殺したんだとしたら、豊臣と
姉・淀君を滅ぼした恨み、くらいの理由の方が面白みがある。
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