戦国恋愛シミュレーション

ケータイサイトを見ていると、たまに気になる
広告バナーがあって飛んでみることがある。
私が気になるのはだいたい恋愛シミュレーションゲーム。
もちろんプレイしたいからではない。
バカバカしくもイタイタしいからだ。

戦国時代にトリップした女子高生が殿と恋に落ちる

とかヒドくないもう!!!!?!!!
一国一城の主が一介の女子高生に見向きするか。
しかも絵の殿が全員、戦場に出たら貧血起こして倒れそうな
線の細い軟弱タイプ。ばっきゃろうそんな腕で槍扱えんのか。
しかしそんなトコにリアリティを求めても仕方ないのは判っている。
最近、もっとすごい戦国恋愛シミュレーションゲームを発見した。

私が小国の姫で絶世の美女で、殿達が私を巡って戦う。

というものすごい設定。
確かに色を好む英雄は多かれど、色しかなかったら英雄ちゃうで。
しかし「元気がとりえの女子高生」よりはよほど、ユーザーの欲望を
忠実に表した設定だと思ってむしろ感心した。

どうせプレイするなら
「こんなに美しい人がいていいのだろうか」とか
「あなたに見つめられるだけで息が止まる思いだ」とか
「今夜あなたをさらいに行く」とか
憧れの殿に言われて悪い気はしないだろうし。

…しかし、だったら、相手が戦国武将である
必然性はないんじゃないだろうか。