再来年大河

気の早い話だが、再来年の大河「平清盛」の主演は
松山ケンイチだそうだ。
実力ある人が主役というのは嬉しいｖ
老年になってからの演技が特に楽しみだなぁｖ

でも実は、鎌倉時代はよく判らないんだよね。
地元は鎌倉時代に栄えてて史跡あるというのに。
再来年までに勉強するか…（汗）

十三人の刺客

予告を見て痛快活劇なのかと思ったら、
R指定の入った殺人シーンの多い映画で疲れた…

話は単純。

江戸時代の悪い殿様がいかに悪い奴かの悪逆非道っぷりを
並べ上げた後、少ない味方が一致団結して殿様をやっつける、
という。

しかし最初の諫言切腹シーンから素晴らしい迫真の演技で、
見てるだけで痛々しくなるし、さらに両腕両脚舌を切り取られた娘が
血の涙を流しながら口で筆持って「みなごろし」って書くシーンとか、
もう夢に見そうでドン引きしてしまった。
この映画で一番の演技派はあの娘さんだと思うんだ…
昔、夏の昼だけ放送していた恐怖体験「あなたの知らない世界」を
思い出した。あれ見て夜中思い出すと寝らんなくなるんだよね、怖くて。
というくらい怖かったんだよ!!!

少人数で大名行列を襲うため、主人公は宿場町を一つ買い上げて
奇襲をかけるという作戦を考えるんだけど、それでも多勢に無勢。
ラスト１時間はひたすら殺し合い、という大変疲れる映画だった…。
だって味方13人しかいないのに、
「残りざっと120人くらいか、よしやるぞ！」
みたいに向かってっちゃうんだもの。

バサラじゃあるまいし、どんだけ一騎当千なんだよ皆！

劣勢にワクワクするアホな男の見本みたいな武士像だった…
（※褒めてます）
見る方もそのハラハラ感がたまんないんだろうけどね、
こちとら生きてる時代が平和過ぎて胃がキリキリしたさ。

ところで、主人公の甥が奥さんを置いてこの戦いに参加するんだけど
奥さんに「いやよ行かないで」と言われた時に、さらりと

「遅くともお盆までには帰る。…盆迎えまでには」

と言うシーンがある。
一瞬意味が解らなかったが、解った途端モエた。
昔の人はちょっと遠回しに言うことがカッコいいな！
感動した。

男女逆転大奥

どうしてもという訳ではなかったのだが
なんとなく見てきた。

面白かった。

ジャ●ーズってここまでやっていいんだ！と
感心するほどヤバ…見所あるシーン満載だった。

・男女の濡れ場
・男に３対１で性的な意味で襲われかける
・年下の男ファンが出来る
・男同士のキス

…等々、主役だけでこんなに見所盛り沢山！
話はわかり易くて面白かったけど別の意味でも
面白かった。

話は江戸時代、吉宗の時代で男の数が激減してるのに
家でも政治でも男より女が強い。もちろん将軍も女。
というか吉宗が一番男前でカッコ良かった。
国を立て直す方が先だから大奥なんか行ってる暇ない！と
つっぱねるんだけど「これも政ですから」と言われて仕方なく
大奥に足を運ぶとか、ご氏名のあったニノとの初夜では
自分の方が初めてなのにちゃんとリードしてたし…！
主役は貧乏旗本の長男、家が貧乏だしお国のために何かしたいと
大奥に入るが、男同士で裃を華やかにして争ったり顔の良し悪しを
競ったりする大奥の異常を目の当たりにしてショックを受ける。
幼馴染の大店の一人娘とほのかな初恋したりしてるが、
ラストは男前過ぎる吉宗を思って江戸城を見ていたような…（笑）
主役も男前でカッコ良かった。
ノンケだったのにだんだんおかしな世界に
巻き込まれて、あたふたしてるところも面白かったし。

総じて腐女のモエワールドみたいだった（笑）

職場で真田太平記

最近同僚達が「真田太平記」を読み始めている。
何を私に気を使ったのか、

「どの時代小説が好きか？」

と聞かれたら「真田太平記」としか答えようがないではないか。
それに聞いたら即買って来て読み始めるという熱意は
逆に怖いと思った。悪いが、仕事にネガティブな君が
小説に対して向けるような熱意ならば要らない。

ともかく読み始めてみたら「面白い」と言うので
悪い気はしない。ついに社長まで回し読み始めたらしい。

…そのうち社員旅行で上田へ行こう！とか言い出したら嫌だなぁ。
上田とか松代は気心知れた真田友達と行きたい（笑）

来年の新春ワイド時代劇

黒田家の話題が出たと思ったら
来年の新春ワイド時代劇が

竹中半兵衛と黒田官兵衛

だった…。
キタァアアアア!!!!!
この大河ドラマにしてもおかしくない
テーマをどう料理するかすっごい楽しみ！
半兵衛は山本耕史で
官兵衛は高橋克典だって！
うんうん、素晴らしいチョイスだ。
今年の「時代劇大御所祭」も良かったけど、
来年も期待してる！主に中身的な意味で！