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次は邦画である。
しかもずっと気になっていた
「cha-cha 天涯の妖妃」
つまり秀吉の側室・淀君が主人公の話である。
当初の想像からロクなモンじゃないだろうと
思っていたが、見に行ったらやっぱりロクでもなかった。
秀吉に見初められて側室になってからは、好きなんだか
憎んでるんだかよく解らないまま仲良くなり寵愛を受け、
おかげで秀吉は意外と美形だが正室・ねねは妖怪のよう。
あげく家康まで実はcha-chaにホレていたというcha-chaに
都合の良いようにしか話が進まない。
彼女と大阪城サイドが阿呆の限りを尽くして家康を怒らせて
開戦に至ったのに、冬の陣の後、今更のようにcha-cha様自ら
和議をはねつけに行く始末。甲冑着込んで颯爽と馬に乗って
秀頼様と家康に会いに行っちゃうし。ありえねェ。
更に帰って来てみれば秀頼を差し置いて兵士の間から
「淀様コール」が。なんでやねん。
そしてホントに今更のように幸村(しかも若い)に向かって
「勝てそうですか」と聞き出す始末。今まで何度、幸村始め
他の武将があれこれ献策してきたのをことごとく却下しといて
土壇場で聞くかソレ!?
そしてこちらもホント土壇場。cha-chaの妹にして将軍家
御台所・お江が単身大阪城に乗り込んで娘・千姫を
返して欲しいと懇願し出す。身分高い人はそんな
勝手に一人で動いたりしないから…(汗
そうそう、本当は49歳の幸村が若いまま登場してたのは
けっこうだが、臨場感たっぷりに戦隊モノのヒーローみたいに
爆発と同時に突如登場したあたりはビックリした。
…えー、あの見せ場ってそんな雰囲気だったんだ?(汗
ラスト、炎上する大阪城と心中するcha-cha様は満足げ
だったが、家康が一人で勝手に「負けた…」と敗北宣言。
ところどころ客席からは「フ…」と鼻で笑う声が聞こえていた一方、
すすり泣きも聞こえてきたので、それなりに泣かせる話では
あったかと思うのだが、全体的にはツッコミ所満載で、
私としてはとても納得出来ない(怒