幸村の兄・真田信幸が戦国バサラシリーズに登場してくれないもんかな、という願望の呟き。あとは戦国時代考。小説更新報告も。
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久しぶりに圧倒的な筆致を見た。
文句なしに面白く、重厚で圧巻だった。
最初はタイトルの珍妙さに引かれたが、中身もちゃんと
伴ったタイトルだったんだよ!(笑)
信長公記なんて読んだことない私にすら「浅いな~」と思わせる
歴史小説は少なくないのに、ぐうの音も出ないほど深い内容で
ただただ圧倒されたというか。
内容は、第二次世界大戦中のドイツと信長の時代を行ったり来たりしつつ、
信長の半生と不思議の謎を追うという展開。
信長の解釈の仕方も初めて見た切り口で面白かったし、他にも
雪斎、信玄、謙信、光秀なんかがかなり魅力的かつ斬新な
人として書かれていて楽しかった。特に雪斎良かった!
川中島の解釈も良かった!
そうだよね?勘助のミスじゃなく、示し合わせてたのが何らかのハプニングで
(作中では信長の策略で)戦わざるを得なくなったんだよね?
すごく納得したよ!
…等々、腑に落ちた深い描写がたくさんあって、信長抜きでも楽しめた。
ちなみに作者は宇月原晴明。
秀吉本も書いてるようなので、次はそっちを読もうと思った。
文句なしに面白く、重厚で圧巻だった。
最初はタイトルの珍妙さに引かれたが、中身もちゃんと
伴ったタイトルだったんだよ!(笑)
信長公記なんて読んだことない私にすら「浅いな~」と思わせる
歴史小説は少なくないのに、ぐうの音も出ないほど深い内容で
ただただ圧倒されたというか。
内容は、第二次世界大戦中のドイツと信長の時代を行ったり来たりしつつ、
信長の半生と不思議の謎を追うという展開。
信長の解釈の仕方も初めて見た切り口で面白かったし、他にも
雪斎、信玄、謙信、光秀なんかがかなり魅力的かつ斬新な
人として書かれていて楽しかった。特に雪斎良かった!
川中島の解釈も良かった!
そうだよね?勘助のミスじゃなく、示し合わせてたのが何らかのハプニングで
(作中では信長の策略で)戦わざるを得なくなったんだよね?
すごく納得したよ!
…等々、腑に落ちた深い描写がたくさんあって、信長抜きでも楽しめた。
ちなみに作者は宇月原晴明。
秀吉本も書いてるようなので、次はそっちを読もうと思った。
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以前読んだ、かなり最強の歴史小説風エロ本
「毛利元就と女たち」の作者である
早乙女貢の政宗本…!
ということでどんなとんでもエロ本なのかと
想像して、中学生のようにドキドキしながら
読んでみたのだが、意外に真面目な政宗本で
面白かった。政宗がちゃんと男らしく男前なのだ。
愛姫と結婚する前に直接顔を見に行きたいと、
小十郎と危険を冒して愛姫を見に行った
エピソードとか楽しかったし。
若くても頑張ってる姿とか、それでもだんだん
逞しくなっていく男らしさとか、全然普通に面白いので
ちょっと驚いた、でも面白かった!
今の大河「天地人」の作者・火坂雅志の政宗本より
圧倒的に面白かったよ。なんだ、ちゃんとした
歴史小説書いてるんじゃん。記憶修正しなきゃ。
惜しむらくは、途中で連載が打ち切りになったのか
小田原行く手前で終っちゃってるところ。
…彼の人生まだまだ先が長いよ!!!(>_<
「毛利元就と女たち」の作者である
早乙女貢の政宗本…!
ということでどんなとんでもエロ本なのかと
想像して、中学生のようにドキドキしながら
読んでみたのだが、意外に真面目な政宗本で
面白かった。政宗がちゃんと男らしく男前なのだ。
愛姫と結婚する前に直接顔を見に行きたいと、
小十郎と危険を冒して愛姫を見に行った
エピソードとか楽しかったし。
若くても頑張ってる姿とか、それでもだんだん
逞しくなっていく男らしさとか、全然普通に面白いので
ちょっと驚いた、でも面白かった!
今の大河「天地人」の作者・火坂雅志の政宗本より
圧倒的に面白かったよ。なんだ、ちゃんとした
歴史小説書いてるんじゃん。記憶修正しなきゃ。
惜しむらくは、途中で連載が打ち切りになったのか
小田原行く手前で終っちゃってるところ。
…彼の人生まだまだ先が長いよ!!!(>_<
友人は、毎年大河ドラマになる話の原作くらいは
読まなきゃ、と思っているタチらしい。
今日会った時もNHK出版の「天地人」を
持っていて「今まで読んだ中では功名が辻が
一番面白かった」と言っていた。
日頃あまり小説を読むタイプではないので、時代小説の
オススメを聞かれたのだが、答えに困ってしまった。
真田太平記からこっち、ひたすら時代小説ばかり読んでいる
はずなのに、どうしてオススメが出て来ないのだろう?
伊達と真田関連ばっかり読んでるから、ってのもある。
オススメできない本が沢山あるってのもおおいにある。
だってだいたいの時代小説は、事象が書き連ねてあるだけで
ストーリーがない。これでは読者はつまらないし、興味がない
なら尚更だ。しかも無駄に濡れ場描写が多い。頼むから、
電車の中で読む人間の気持ちになって欲しい(涙)
その点、池波や司馬遼、隆慶一郎なんかは読ませる
文章が面白い。多少主人公を褒め称え過ぎてるが、
文句を言わせない文章力はさすがと思う。
とりあえず彼女の場合は時代小説初心者なので、大河の
原作にもなった「真田太平記」と「毛利元就」をオススメしておいた。
そして私は今、たぶん人には勧められない「信長が実は
両性具有だった」という内容の本を読み始めた。
これがなかなか面白いので、誰に勧めようか検討中である(笑
読まなきゃ、と思っているタチらしい。
今日会った時もNHK出版の「天地人」を
持っていて「今まで読んだ中では功名が辻が
一番面白かった」と言っていた。
日頃あまり小説を読むタイプではないので、時代小説の
オススメを聞かれたのだが、答えに困ってしまった。
真田太平記からこっち、ひたすら時代小説ばかり読んでいる
はずなのに、どうしてオススメが出て来ないのだろう?
伊達と真田関連ばっかり読んでるから、ってのもある。
オススメできない本が沢山あるってのもおおいにある。
だってだいたいの時代小説は、事象が書き連ねてあるだけで
ストーリーがない。これでは読者はつまらないし、興味がない
なら尚更だ。しかも無駄に濡れ場描写が多い。頼むから、
電車の中で読む人間の気持ちになって欲しい(涙)
その点、池波や司馬遼、隆慶一郎なんかは読ませる
文章が面白い。多少主人公を褒め称え過ぎてるが、
文句を言わせない文章力はさすがと思う。
とりあえず彼女の場合は時代小説初心者なので、大河の
原作にもなった「真田太平記」と「毛利元就」をオススメしておいた。
そして私は今、たぶん人には勧められない「信長が実は
両性具有だった」という内容の本を読み始めた。
これがなかなか面白いので、誰に勧めようか検討中である(笑
やっと読み終わった。
毎日通勤電車の中で一冊ずつ読んでいたら、
うっかり先に会社に行かなくなってしまって、
「本は電車の中で読むもの」
と決めている私は家でちまちまとしか
読み進めることが出来なくて時間が
かかってしまったがやっと読めた。
最後だけちょっとじんわりきた。
主人公が死んで相手役が残るというのもなかなか
斬新ではなかろうか。
幸村も最後だけ出たし(秀頼の部下ってポジションは
納得いかなかったが)
政宗はしまいにはリアル独眼竜になってしまい、
本来笑うべきところではないのにうっかり
吹き出してしまった。これも斬新。
でもラスボスが信長という構図は「やっぱりね」といった感じ。
そして、タブーなのかファンに聞こえてはマズイ
話題かもしれないが(今までも散々言ってきたけど)
作者は挿絵描いてた人が嫌いだったんだろうか…
後書きからしか判断出来ないけど、どうも好意的に
書いていない気がしてずっと気になっていたのだ。
個人的にはこの挿絵描いた人の描く男性は色気があって
好物なのだが…佳樹とか(笑)
物語はまぁ「よくもここまで」ってハードな展開続きで
戦闘シーンも多くて、BL要素な部分より楽しく読めた。
でもとりあえず、これ公共の図書館に置いちゃマズイと思う(笑)
毎日通勤電車の中で一冊ずつ読んでいたら、
うっかり先に会社に行かなくなってしまって、
「本は電車の中で読むもの」
と決めている私は家でちまちまとしか
読み進めることが出来なくて時間が
かかってしまったがやっと読めた。
最後だけちょっとじんわりきた。
主人公が死んで相手役が残るというのもなかなか
斬新ではなかろうか。
幸村も最後だけ出たし(秀頼の部下ってポジションは
納得いかなかったが)
政宗はしまいにはリアル独眼竜になってしまい、
本来笑うべきところではないのにうっかり
吹き出してしまった。これも斬新。
でもラスボスが信長という構図は「やっぱりね」といった感じ。
そして、タブーなのかファンに聞こえてはマズイ
話題かもしれないが(今までも散々言ってきたけど)
作者は挿絵描いてた人が嫌いだったんだろうか…
後書きからしか判断出来ないけど、どうも好意的に
書いていない気がしてずっと気になっていたのだ。
個人的にはこの挿絵描いた人の描く男性は色気があって
好物なのだが…佳樹とか(笑)
物語はまぁ「よくもここまで」ってハードな展開続きで
戦闘シーンも多くて、BL要素な部分より楽しく読めた。
でもとりあえず、これ公共の図書館に置いちゃマズイと思う(笑)