幸村の兄・真田信幸が戦国バサラシリーズに登場してくれないもんかな、という願望の呟き。あとは戦国時代考。小説更新報告も。
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マニアのハート中央部をブチ抜く素晴らしい
タイトルだが、あいにく絶版になっている
飯田勝彦の本。内容もなかなか面白い。
小十郎が義姉に向かって
「同僚は結婚してるのにさ、俺はまだ嫁さんも
もらえなくて給料も少なくてさ、あんなワガママ坊やの
世話するのもうヤなんだよね。俺、実は出来る男だからさ。
俺の良さを判ってくれる他家行こうかなー」
と愚痴をこぼしているのはフィクションか。
本当だったら目新しくて面白い。最大の問題点は
政宗の守役だった小十郎と
幸村の娘を娶った小十郎を同一視しているところ。
幸村の娘を娶ったのは息子の小十郎だってばー
年が年でしょ?!確かこの時の小十郎は58か9(汗)
しかも関が原の後すぐ死んじゃうし(涙
前述の小十郎の愚痴もだが、妄想か史実か
紙一重の激しい描写が作品の醍醐味。
その他伊達家家臣のお話も面白く、
タイトルに反して幸村の項も取り上げて
いることは、ファンにはちょっと嬉しい。
タイトルだが、あいにく絶版になっている
飯田勝彦の本。内容もなかなか面白い。
小十郎が義姉に向かって
「同僚は結婚してるのにさ、俺はまだ嫁さんも
もらえなくて給料も少なくてさ、あんなワガママ坊やの
世話するのもうヤなんだよね。俺、実は出来る男だからさ。
俺の良さを判ってくれる他家行こうかなー」
と愚痴をこぼしているのはフィクションか。
本当だったら目新しくて面白い。最大の問題点は
政宗の守役だった小十郎と
幸村の娘を娶った小十郎を同一視しているところ。
幸村の娘を娶ったのは息子の小十郎だってばー
年が年でしょ?!確かこの時の小十郎は58か9(汗)
しかも関が原の後すぐ死んじゃうし(涙
前述の小十郎の愚痴もだが、妄想か史実か
紙一重の激しい描写が作品の醍醐味。
その他伊達家家臣のお話も面白く、
タイトルに反して幸村の項も取り上げて
いることは、ファンにはちょっと嬉しい。
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タイトルも素晴らしいインパクトだが、
内容の切り口もすさまじく衝撃大だった。
作者は既に「謙信は女」であることが事実で、
内容も謙信は女であることを前提に語っているので、
その語りっぷりも面白い。
謙信ももちろんだが、信玄の生い立ちも書かれて
あって、その当時らしい生々しさが逆に新鮮。
新妻を父・信虎に寝取られた信玄(晴信)が母に
泣き付いたところ「母から出て来たんだから
母に入れて練習しろ」という厳しい指導を受ける。
ものすごい理屈だ。
最近何かと話題の山本勘助も、登場シーンからして
すごかった。村娘に無理強いしようとしたが、片足が
不自由なので逃げられそうになり、通りがかりの
男二人に手伝ってもらおうとして「3番手でいいから
ちょっと手足押さえててくれ」とか言い出す始末。
そしていざ合戦となれば「良い星が出てる」とか
星占いを始めて軍略とか特に述べようとしない。
謙信に関しても、女だったから好みのタイプに
泣き付かれて川中島で7回も戦っちゃったんだとか
まことしやかに書いちゃうあたりが面白い。
なんか、謙信が女だったことよりも当時の世相描写の
方がよっぽど衝撃的で興味深い内容だった。
まぁ謙信=女説も多角的に分析していてなかなか
説得力があって面白かったが。
「へぇ」を連発しながら読むくらいがちょうど良い
内容だと思う。
内容の切り口もすさまじく衝撃大だった。
作者は既に「謙信は女」であることが事実で、
内容も謙信は女であることを前提に語っているので、
その語りっぷりも面白い。
謙信ももちろんだが、信玄の生い立ちも書かれて
あって、その当時らしい生々しさが逆に新鮮。
新妻を父・信虎に寝取られた信玄(晴信)が母に
泣き付いたところ「母から出て来たんだから
母に入れて練習しろ」という厳しい指導を受ける。
ものすごい理屈だ。
最近何かと話題の山本勘助も、登場シーンからして
すごかった。村娘に無理強いしようとしたが、片足が
不自由なので逃げられそうになり、通りがかりの
男二人に手伝ってもらおうとして「3番手でいいから
ちょっと手足押さえててくれ」とか言い出す始末。
そしていざ合戦となれば「良い星が出てる」とか
星占いを始めて軍略とか特に述べようとしない。
謙信に関しても、女だったから好みのタイプに
泣き付かれて川中島で7回も戦っちゃったんだとか
まことしやかに書いちゃうあたりが面白い。
なんか、謙信が女だったことよりも当時の世相描写の
方がよっぽど衝撃的で興味深い内容だった。
まぁ謙信=女説も多角的に分析していてなかなか
説得力があって面白かったが。
「へぇ」を連発しながら読むくらいがちょうど良い
内容だと思う。
正確には時代小説ではない。
しかも10年以上前に10冊くらいしか読んでないので、
ちゃんと読んだことにはならないだろう。しかし当時、
あまり先を読む気にならなかったのだから仕方がない。
すっかり戦国武将オタクになってしまった今なら
むしろ読みたいのだが、周囲に持ってる人がいないので
残念に思っていた。
今日会った友達に戦国武将の話をしたところ、
ミラージュの話になった。その場には他にも友人が居て、
彼女はミラージュを読んだことがなかったので端的に
説明した。
ごく普通の男子高校生が、見ず知らずの男性に
「あなたの前世は戦国武将です」と言われて付きまとわれ、
周囲がだんだん前世・戦国武将な人ばかりに囲まれて
人生を誤っていく話
と説明したら、友人がいたく褒めてくれた。いわく
簡潔で解り易い、と。
ファンには申し訳ないが、多分大差ないだろう。
もっとも、好きな武将が増えた今ならもっと違った感想が
出るだろうが。ああ読み返したい。