脳内戦国武将時代 戦国関連本 忍者ブログ
幸村の兄・真田信幸が戦国バサラシリーズに登場してくれないもんかな、という願望の呟き。あとは戦国時代考。小説更新報告も。
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松本城って石川数正が造ったんだって!

へぇ!!!!!!

…と関心出来れば面白いが、関心してしまった
自分が充分戦国ヲタクである自覚があるので、
きっと一般的には面白くない内容。

石川数正は徳川の超・譜代だったんだけども、
豊臣に寝返ったことで有名。それで徳川譜代には
さんざん恨まれたんだけど、実は豊臣を内側から
崩壊させるという徳川のための離れワザを
やってのけた、というあらすじがまた憎っタらしい。
あの家康がそこまで尽くされるタマかね!?
アンチ・徳川の人間が読むとどうも面白くない。
数正自身はなかなかアジのある人物で面白かったけれど。
女忍に色の道で勝負!とか言われたら「よかろう!」と
雄雄しくお布団勝負に打って出るあたりが、今まで
読んだ中では一番男らしい振る舞いだった(爆笑

しかし松本城…いいお城だよね。

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もう一度読みたくなって真田太平記を読み直し始めた。
読み始めるとたちまち物語に引き込まれるのが池波マジックである。
二度目なので細部も面白く読み進めていたのだが、
源三郎、源二郎兄弟が出てきたあたりで感極まって
読み進められなくなってしまった。やだ何この可愛い兄弟。
源二郎なんて16歳にして小柄で小太りとか書かれてるのに、
キャラが魅力的過ぎて全く不細工とは思えない。
のっけから二人して顔を見合わせて心で通じ合ったり、
父が弟ばかり溺愛するのを互いにねたむでもなく理解してたり、
とにかくモエ処が多すぎる。
この兄弟の絆の太さはハンパなく、兄が弟に
「酒を盗んでまいれ」と命令すれば弟は喜んで盗みに行ってしまう。
なんて可愛いパシリなんだ…!
あと、これから生涯を共にする佐平次(佐助の父親)と
源二郎の出会いも素敵。風呂場で偶然出会って、
しょんぼりしている佐平次を見かねて源二郎が声かけるのだ。
優しすぎるよ…!
更に佐平次の裸の尻をも叩くフレンドリーさを発揮。
佐平次はうっかり、源二郎に一生付いて行こうと決意したりする(笑)
その後も怪我の佐平次をあれこれと世話する神経の細やかさは、
父と兄の世話に慣れてたからに違いない。
源二郎可愛すぎる…兄が手を出す気持ちも分かるわ。
いや単なる妄想だけど(笑)

だ…だめだ、モエ過ぎてなかなかページが進まない!(←重傷)

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古川薫著の、毛利さん家を書いた短編集。
毛利家の時代小説とは別に、現代の犯罪を、
輝元のコラムを読んだ刑事がつながりがあるような
気がする…という切り口で歴史を掘り下げていく
話が1つあった。
以前読んだ、政宗の遺産の話と似たような(笑

しかしここで気になったのは、この話が輝元に見初められて
側室になったお姫様の話であるということ。このお姫様の
父親が、姫を輝元の側室にしたくないから早めに結婚させて、
それを知った毛利家臣団が姫の夫を殺して無理やり
姫を側室にした、なんて酷い話だ、人権侵害だ略取だと
騒ぐのである。現代から見れば当然騒ぐと判るのだが、
ちょっと現代と戦国時代を無視しすぎてる感があって
笑えた。刑事さん、真面目に「これで立件できますね!」
とかイキヨウヨウしてないで、現実の捜査をして下さい。

更に当時の感覚から言うと、中国地方を統一した元就の
孫で3代目の大大名たる輝元の側室に上がるのになんの
不満があるのかが不思議でならない。かなり玉の輿よ?
娘が気に入られれば父親、ひいては一族の出世もあるし。
そもそも戦国大名たる者、領内の仕置きは自由なのであって、
気に入った女をはべらせる自由ももちろんあった。
見初められれば家臣は奥さんだって献上しなきゃいけない。
おぼっちゃまだからイマイチ思慮に欠ける部分はあった
ようだが、暗愚とまではいかないなかなか頑張ってるお殿様・
輝元にどうして嫁がせたくなかったのか。姫だって一度結婚
しちゃってるから素直に輝元になびけなかった訳で、最初から
輝元しか知らなかったら案外ウマく行ってたんじゃないか。
当時は当たり前だから大してヒドい話でもないじゃない。

…と思いながら読むとヘンな話だった。

で、一昨日の話になるが、どうも私の脳内は半分くらい戦国時代に
入ってしまっているので、私的に普通の感覚で「バサラの松永は
悪逆さ加減が足りない」とか思っているのが、既におかしいらしい。

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鬼才・山田風太郎の作、にしては
落ち着いたカンジで(笑
鎌倉時代後期の話で、エログロ描写も
大人しめ。愛妾が5人居て、3人が腹の
下で同時に喘いでるけど何がどうなってるか
判らないとか風太郎にしては甘い甘い(笑

婆沙羅の語源になった人間の生き様が
書かれてて、確かに婆沙羅なんだけど、
バサラ2外伝の、ありえない染色服を見て
しまうと、人間味があるというか大人しめというか。
まぁ正統派・婆沙羅といってカンジで。

だって外伝の染色、佐助とかかすがとか
全然忍べてなくてむしろ頭悪そうじゃないですか?
(暴言↑)
…風太郎を正統派にさせるなんて、
バサラ外伝もなかなかやる(笑

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歴史小説の皮をかぶったとんでもないエロ小説。
別名「図書館で借りられるエロ小説」と言ってもいい。
家でエロ本読めないおじちゃん、オススメだよー。
上中下のハードカバー3巻に渡る長いお話だが、
内容はいかにエロ描写を詰め込めるかの一点に
尽きていた。
かなりどうでもいい元就周辺の人物に関しても
微細にエロシーンだけ頑張っているのだ。
もっとさ…高校生くらいの時に読んだらオカズに
したかもしれないけど、今、通勤中の満員電車の
中で読むのはひたすらイタイだけだよ…。
最初は女色だけだったが、そのうち男色や両性具有まで
持ち出してきて、最後の方はどこまでエロを書き切ることが
出来るかというチャレンジ精神に溢れた内容になって
しまっていた。もう中国地方統一とか瑣末事くらいの勢いで。
というか最後はホントに話が終らなくて駆け足でまとめて
しまっていた。…打ち切りなのか作者がもう無駄な
エロシーンを書くのに疲れたのか。読む方も疲れたわ。

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OL
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時代小説・旅行
自己紹介:
戦国時代をこよなく愛する仮面OLの日々。最近ハヤリの隠れ腐女子…と名乗っていたらもっと最近はレキジョという呼称がついた。でも無骨好きなので世間一般のレキジョとは違うと思う。
特に真田・伊達・大谷・黒田家あたりに大フィーバー。
趣味の旅行は最近、城と遺跡巡りまっしぐらになりつつある。
戦国バサラシリーズに真田信幸が出て来てくれる夢ばかり見ている。
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