脳内戦国武将時代 戦国関連本 忍者ブログ
幸村の兄・真田信幸が戦国バサラシリーズに登場してくれないもんかな、という願望の呟き。あとは戦国時代考。小説更新報告も。
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久しぶりにハイレベルな作家の本を読んだ。
笹沢左保の「軍師・竹中半兵衛」だ。
以前読んだ半兵衛本はもっと半兵衛が人間くさかったが、
今回は軍師然としていてもう少し男前だった。
半兵衛意はやっぱり色白の美男子だったようで、
しかも冷静沈着な軍師タイプなのに

「生涯の長短ではなく、いかに生き、いかに死ぬかによって
男道というものは決まる」

ですって!
男道!
なんてカッコいい響き!

どうやら戦国時代の武士道みたいな意味らしい。
でも、違う作者が書いても奥さんとはほとんど一緒に寝てなかったとか
付き従う忍が一人とか、共通点が多くて面白かった。
あと、ここの信長はチキンで怒りっぽくて等身大で可愛かった。

半兵衛とその周辺勢力が知りたかったらお勧めの一冊。
今までよく解ってなかった朝倉氏と浅井氏と織田氏の関係も
よく理解出来て面白かったし。

朝倉義景は、信長に髑髏金箔漬されなくても
信玄が天下取ってたらやっぱり金箔漬されてたんだろうなと
いうことがよく解りました(笑)

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「殿といっしょ」4巻表紙が兄ですよ!
売り出し記念で本屋に兄の4コマポスターまで
ありました!凄い出世じゃない!?!

200912202201000.jpg










あと4巻は後ろの方に「兄と小松が出会ったきっかけ」的な
話があってほのぼのしました。何このツンデレな小松!
兄が山内一豊ばりに尻に敷かれた感じがなんとも…
キライじゃないけどね!(結局そこか)
「殿いつ」はなにげに、幸村が兄のこと「兄さん」て
呼んでるのが好き。普通っぽくて(笑)

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たま~に買ってる「歴史街道」1月号に
兄がサブテーマで出てましたよホラ!
(左中央参照)

200912210019000.jpg










驚いて買ってしまいましたv
(教えてもらったんだけど)

わ~兄もピンで雑誌に出られるとは成長したなぁvvv

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以前読んだ
「やる夫が真田家に生まれたようです」
の家康版を読んだ。
「やる夫が徳川家康になるようです」である。
はっきり言って、伊達・真田好きの私はアンチ徳川だ。
家康ったら勝つためにセコいし、江戸時代自体は
好きだがほぼ将軍にはロクなのいないし、幕末は
旗本にロクなのがいないしで文句は色々ある。
心中穏やかでないまま読み進めてが、

かなり面白かった…!!!

伊達や真田は、抵抗して家康を倒すことばかり
考えてたけど、家康自身はもう二歩も三歩も先を見て
日本のために頑張ってたんだ、と
いやいやながらも認めざるを得なくなる…
そんな内容でした(ちくしょう)

家康が昔から色々苦労してたのは知ってたけど、
家臣や大事な人が次々死んで、その思いを全て抱えて
徳川と日本のために頑張ってる姿がけなげですらあった。
それにしても四天王はじめ良い家臣が多いんだよな。
個人の趣味で作ったページのようだが、海外や琉球の
情勢までちゃんと描かれてて読み応え十分だった。
掲示板にAAを使って投稿しているのだが、リアルタイムで
読者のツッコミや応援の書き込みが混ざってて、それも
併せて面白かった。
特に大事な人が亡くなるシーンの描写は秀逸で、
思わず涙ぐみそうになったり。ラストも泣けたよー!
でも上手に書こうとしてる嫌らしさは感じなかったので、
やはり上手なんだろうなぁと思う。

家康、奥深い人だ。

今川人質時代に不遇だったから、桶狭間で負けた後
途端に織田に擦り寄っていく訳だが、仮にも育てて嫁まで
くれた今川をあっさり見限るあたり、具体的にどんな
辱めを受けていたのかがとても気になる。
(単にプライドが高かっただけじゃないかと思ってたんだが)

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映画を見て興味を持ったので原作を読んでみた。

面白かった…!!!


映画もストイックで地味に味わい深かく、観客も
オッサンばかりだったが、原作の方がより重厚感が増してた。
そもそも映画からして、大工が主人公であまりに渋いから
2~30年前に書かれたものかと思っていたら、
なんと初版が平成16年。むちゃくちゃ最近の話やん!
しかも映画では主人公・又衛兵門と妻、娘が主軸だったが、
原作では又衛兵門と息子というオッサン同士が主軸。
信長が可憐にすら見えてしまうほど、互いに
職人系頑固親父でムサいことこの上なかった。

でも面白かったんだよ…!!!

大工だけでなく、杣や石工や絵師など匠の技大集結で
安土城を作るという工程だけでなく、人間模様や成長も
書かれてて読み応え十分だった。
時代小説にありがちな無駄なエロ描写も、無駄にならない
程度に書かれているのが上手くて感服。
女のことよく判ってる人が書いたっぽいですよこれ!
女乱波とか、死に様が軽く書かれてるのが逆に
壮絶で考えさせられたり。重い重い。
それにちゃんと各登場人物が繋がってるのが良かった。

建築に対する圧倒的な情報量もすごいが、
親父から息子へ…この地味に重いテーマが
きちんと書かれてるのはすさまじいと思った。
この渋すぎるテーマに対して、映画ではヒロインを出して
無駄に花を添えたのは失敗だったんじゃないかな。
どうせ見に来てたのオッサンばかりだったし
(でも映画もそれなりに面白かった)

作者、山本兼一。
わたし的に、これから要チェックな作家だ。

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プロフィール
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沙原
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OL
趣味:
時代小説・旅行
自己紹介:
戦国時代をこよなく愛する仮面OLの日々。最近ハヤリの隠れ腐女子…と名乗っていたらもっと最近はレキジョという呼称がついた。でも無骨好きなので世間一般のレキジョとは違うと思う。
特に真田・伊達・大谷・黒田家あたりに大フィーバー。
趣味の旅行は最近、城と遺跡巡りまっしぐらになりつつある。
戦国バサラシリーズに真田信幸が出て来てくれる夢ばかり見ている。
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