幸村の兄・真田信幸が戦国バサラシリーズに登場してくれないもんかな、という願望の呟き。あとは戦国時代考。小説更新報告も。
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またしても司馬遼太郎である。
しかも今度は大坂の陣の又兵衛と幸村を書いた「軍師二人」…!
あらすじ読んだだけで大興奮だ。
しかし内容は、戦国時代を書いた短編集で、最後が上記の
「軍師二人」ということでじりじり待ちつつ読んだ。
短いけど楽しかった!
前回読んだ「関ヶ原」でも、幸村の描写を
目元の涼しさが異様なまでに涼しい
と書かれていて、私の貧困なイマジネーションでは具体的
イメージが浮かばなかった。常に目元に風が吹いてるカンジ?
そして今回も
四十を過ぎていよいよ人品に香気ある
とか書かれていて訳わかんないままドキドキしてしまった。
すごい色っぽいみたいじゃないですか司馬先生!
現実には歯の欠けたチビのオッサンなのに!(酷)
でもとりあえず天才二人の生き様というか、今上映中の
レッドクリフの孔明と周瑜みたいなカンジがステキだった。
天才は天才と通じ合う、みたいなー!
(惜しむらくは赤壁と違って負けてしまうところだ)
しかし確かに又兵衛は陪臣で幸村は大名の子だけど、
別に貧乏長かったから「貴種」扱いしなくてもよいと思う…
本人ぼっちゃんのつもりもぼっちゃんらしくもなかったんじゃないかな。
しかも今度は大坂の陣の又兵衛と幸村を書いた「軍師二人」…!
あらすじ読んだだけで大興奮だ。
しかし内容は、戦国時代を書いた短編集で、最後が上記の
「軍師二人」ということでじりじり待ちつつ読んだ。
短いけど楽しかった!
前回読んだ「関ヶ原」でも、幸村の描写を
目元の涼しさが異様なまでに涼しい
と書かれていて、私の貧困なイマジネーションでは具体的
イメージが浮かばなかった。常に目元に風が吹いてるカンジ?
そして今回も
四十を過ぎていよいよ人品に香気ある
とか書かれていて訳わかんないままドキドキしてしまった。
すごい色っぽいみたいじゃないですか司馬先生!
現実には歯の欠けたチビのオッサンなのに!(酷)
でもとりあえず天才二人の生き様というか、今上映中の
レッドクリフの孔明と周瑜みたいなカンジがステキだった。
天才は天才と通じ合う、みたいなー!
(惜しむらくは赤壁と違って負けてしまうところだ)
しかし確かに又兵衛は陪臣で幸村は大名の子だけど、
別に貧乏長かったから「貴種」扱いしなくてもよいと思う…
本人ぼっちゃんのつもりもぼっちゃんらしくもなかったんじゃないかな。
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先日来読んでいた司馬遼太郎の「関ヶ原」を読み終えた。
面白かったー!
今まで司馬遼はなんとなく食わず嫌いだったんだけど
やっぱり面白いね、ごめんよ避けてて。
とにかく家康が終始ビクビクしてるのと三成が可愛かった!
左近は男前でドキドキしたし、三成とのやりとりも良かった。
三成が密偵の腰元と恋仲になるんだけど、その初夜で
いちいち女を気にするあまり、女から
「もったいなくもウザいと思った」
とか言われちゃうへたれ加減がたまんない(笑)
しかも合戦中に三成会いたさにやってきた彼女にうろたえて
思わず「左近、どうしよう」とか相談しちゃうのもたまんない。
もーなんて受くさいんだみっちー!(笑
話は関ヶ原の戦いをめぐる全国の諸大名の動向なのだが
(今更話すし)、もちろん真田家もあった。
しかし司馬さんは昌幸が信玄の旗本だったことをまるっと
忘れているのか「自分の上には絶対誰も置かない」反骨スピリッツ
丸出しの父描写で、ちょっと納得いかなかった。
でも兄に対しては
武略も知略も二流ではない。
と言い切ってくれたので、そこだけは大満足(笑
面白かったー!
今まで司馬遼はなんとなく食わず嫌いだったんだけど
やっぱり面白いね、ごめんよ避けてて。
とにかく家康が終始ビクビクしてるのと三成が可愛かった!
左近は男前でドキドキしたし、三成とのやりとりも良かった。
三成が密偵の腰元と恋仲になるんだけど、その初夜で
いちいち女を気にするあまり、女から
「もったいなくもウザいと思った」
とか言われちゃうへたれ加減がたまんない(笑)
しかも合戦中に三成会いたさにやってきた彼女にうろたえて
思わず「左近、どうしよう」とか相談しちゃうのもたまんない。
もーなんて受くさいんだみっちー!(笑
話は関ヶ原の戦いをめぐる全国の諸大名の動向なのだが
(今更話すし)、もちろん真田家もあった。
しかし司馬さんは昌幸が信玄の旗本だったことをまるっと
忘れているのか「自分の上には絶対誰も置かない」反骨スピリッツ
丸出しの父描写で、ちょっと納得いかなかった。
でも兄に対しては
武略も知略も二流ではない。
と言い切ってくれたので、そこだけは大満足(笑
司馬遼太郎の「関ヶ原」を読んでいる。
さすがと言おうかやっぱり圧倒的に面白い。
人の描写もだけど、文章がさりげなくキレイなのだ。
島左近とかちょー男前でカッコいいんですけど!
こないだの「天地人」から口直しした気分だ。
内容はもちろん「関ヶ原の戦い」を書いたもので、
戦いになる前から始まっていて、今「中巻」で三成が
挙兵すると言い出したあたり。
私の大好きな大谷刑部が出てきたが、「敦賀の人」という
章のタイトルが出てきただけではぁはぁしてしまう盛り上がり具合。
読んだらやっぱり刑部カッコいいし。
この勢いで真田の犬伏のシーンも早く出てきてくれないものかと
今からはぁはぁしている始末である。
さすがと言おうかやっぱり圧倒的に面白い。
人の描写もだけど、文章がさりげなくキレイなのだ。
島左近とかちょー男前でカッコいいんですけど!
こないだの「天地人」から口直しした気分だ。
内容はもちろん「関ヶ原の戦い」を書いたもので、
戦いになる前から始まっていて、今「中巻」で三成が
挙兵すると言い出したあたり。
私の大好きな大谷刑部が出てきたが、「敦賀の人」という
章のタイトルが出てきただけではぁはぁしてしまう盛り上がり具合。
読んだらやっぱり刑部カッコいいし。
この勢いで真田の犬伏のシーンも早く出てきてくれないものかと
今からはぁはぁしている始末である。
さて、ここ数日は本ばかり読んでいる。
大河版「風林火山」もなんとか読み終った。
面白かった!!!
「天地人」がイマイチだったからか、もう圧倒的に面白かった。
最後の川中島なんてしんみり泣きが入っちゃったもの。
人物の描写が細かいし、たまに笑わせてるし、これぞさすが
大河の原作ってかんじ?というか、一昨年の大河は毎週
必ず見ていた訳ではないんだけど、こんな面白いエピソード
放送してたならもう一回見返したい!
晴信と勘助が一緒に風呂に入りながら、孫子の話になった時。
「(孫子の)どこが好きなのじゃ?」
と聞いた晴信の顔をじっと見た勘助が
「強いて言えば目でござる」
と答えると、晴信が慌てて
「馬鹿、わしのことじゃない」
とか言っちゃうの。なんかも腐女子直球なんですけど!!!
由布姫とのことも細かく書かれてて、テレビ見てるだけでは
判らなかった心のやりとりみたいのに泣けた。
い~話だ~。
後から眺めると無様でも、その時は皆必死に生きてたんだなぁ、
みたいな感慨をひしひしと感じました。
名作です。オススメ!!!
大河版「風林火山」もなんとか読み終った。
面白かった!!!
「天地人」がイマイチだったからか、もう圧倒的に面白かった。
最後の川中島なんてしんみり泣きが入っちゃったもの。
人物の描写が細かいし、たまに笑わせてるし、これぞさすが
大河の原作ってかんじ?というか、一昨年の大河は毎週
必ず見ていた訳ではないんだけど、こんな面白いエピソード
放送してたならもう一回見返したい!
晴信と勘助が一緒に風呂に入りながら、孫子の話になった時。
「(孫子の)どこが好きなのじゃ?」
と聞いた晴信の顔をじっと見た勘助が
「強いて言えば目でござる」
と答えると、晴信が慌てて
「馬鹿、わしのことじゃない」
とか言っちゃうの。なんかも腐女子直球なんですけど!!!
由布姫とのことも細かく書かれてて、テレビ見てるだけでは
判らなかった心のやりとりみたいのに泣けた。
い~話だ~。
後から眺めると無様でも、その時は皆必死に生きてたんだなぁ、
みたいな感慨をひしひしと感じました。
名作です。オススメ!!!