脳内戦国武将時代 戦国時代って 忍者ブログ
幸村の兄・真田信幸が戦国バサラシリーズに登場してくれないもんかな、という願望の呟き。あとは戦国時代考。小説更新報告も。
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秀吉が死にそうな当時、三人の有名な謀将を挙げろと
言われたら島左近、真田昌幸、直江兼続の三人だったらしい。
島左近は言わずと知れた三成の「過ぎたるもの」のひとつで
男惚れされるような良い男。
真田昌幸はもちろん信幸、幸村の父で幸隆の三男。
でも、そこに兼続が入って来るかぁあああ???
むしろ黒田官兵衛入れてくれ!
今まで兼続のことは好きでも嫌いでもなかったのだが、
「天地人」を読んでから一気に好きじゃなくなった。
兼続には、少なくとも左近や昌幸にあるような、
男同士で風呂で語らっちゃいそうな男くささがない。
政宗なんかはきっと、秀才で真面目な兼続を「いけ好かない奴」と
思っていたはずだ。頭でっかちで実践には弱い、ジャンプの主人公
どころか敵役にされるタイプだ(※腐女子は好きなタイプだが)
しかしそれはあくまで「天地人」を読んだ感想、
司馬・池波レベルが書いてくれたものを見れば好きになる、のかも…

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とはいえ戦国時代は、江戸時代のような貞操観念は
なかったらしい。明日をも知らない命なので、男も女も
やりたい時にやる!というのが信条だったようだ。
そもそも日本にはガチガチな宗教が定着しなかった。
どんな宗教も取り入れて自分達に適した形にリミックスを
繰り返していたからだ。
だから、キリスト教が入って来た時に大名の奥方に絶大な
人気があったのはキリスト教が「一夫一婦制」だったためらしい。
ちなみにイスラム教は「一夫三婦まで」らしいが(笑)
そんな抑えつけるモラルがなかったんだから、
開放的になるのも当然といえば当然。
でも、その気がない女性をかどわかしてきて、いかにも
「穴だけ用があります」という男本意な考え方は気に入らない。
少なくとも合意のうえ、オーラルになって欲しい。

(なって欲しいと言ってもね…)

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単語の酷い語源を知った。

穴埋め、である。

言うまでもなく、「足りない人数を補充する」みたいな意味。
10人必要なのに9人しか揃わなかったら、一人分、穴埋めが
必要になる、そんな意味だ。
とある時代小説を読んでいたら意味が書いてあった。

酒の相手(もちろんそれ以外も)をさせるために女を10人
かどわかして来たが、一人自殺してしまったので一人足りない。
つまり穴が一つ足らない、という意味だというのだ。

ジェンダー論も真っ青な言い草だ。
…も、申し訳ないけどこの時代に生まれてなくてよかった。

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その、戦国時代の農民の実態である。
昨日(というか既に一昨日)長政にモエて
書き忘れたが、戦国時代の戦にまきこまれる
農民というのはそれはそれはヒサンだったらしい。
まず、戦自体が国力を低下させるために主に
農民を攻撃していたというのだから恐ろしい。
現代の感覚でいくと間違いなく悪なのだが、
青田刈りや農民の虐殺、奴隷化は生産力の
低下に繋がり、ひいては国主である殿様の
力の低下に繋がるのだから、戦略としては
間違っていない。
いないが、農民としてはたまったもんじゃないだろう。
その農民だって、戦時になれば男性は足軽として
戦争に参加、褒章は少ないから、現地での略奪で
褒章の不足分を埋めようとしていたようだ。
命がけなんだから薄給じゃやってらんない気持ちは
判るが、負けた方の土地がどれだけヒサンかは
推してはかるべしである。

戦国時代ハマって長いけど、今更ながらに
大変な時代だったのがよく判る…(--;

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今日の「そのとき歴史が動いた」では、大坂の陣の
際の農民の悲劇を特集していた。
その内容も興味深かったのだが、それより何より
興味深かったのは長政である。
長政は、大坂夏の陣を屏風に克明に書かせ、
それは現在貴重な資料になっているらしい。
その長政は黒田勘兵衛の長男で跡継ぎ。
勘兵衛は賢い上に野心があったので、秀吉に少録で
九州へ追いやられたエピソードを持つ程の実力者だ。
その長男、長政も大層なキレ者だったらしい。
関ケ原の戦いでは積極的に家康を助け、随分と
感謝されたようだが、勘兵衛はそれを自慢する息子に対して
「感謝されて家康の気がゆるんでた時に刺し殺しとけば
良かったんだよバカ息子」と容赦なくしかったらしい。
怖い親子だ。
思うに長政は、この父に勝ちたかったんじゃなかろうか。
勝つというか、実力を認めてもらいたかった。
だから、豊臣家臣だった父に対抗して家康についた。
でも、大坂の陣で徳川軍が農民を虐殺、追い剥ぎ、凌辱、
奴隷化しているのを見て「やっぱり親父は正しかったかも」
と、後悔したのではなかろうか。いや、もしかしたら
「親父への反抗心から徳川についた自分は安直だったかも」
と思ったとか。
もちろん、豊臣が勝てば虐殺はなかったとは思わないけれど、
惨劇を目の当たりにして無情感は感じたはずだ。
テレビでも、農民の惨劇まで描写している絵は珍しいと
言ってたので、残さずにはいられなかった彼の苦しい
心中を思いやったら、あまりの武士らしさにちょっとモエた(笑)

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沙原
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OL
趣味:
時代小説・旅行
自己紹介:
戦国時代をこよなく愛する仮面OLの日々。最近ハヤリの隠れ腐女子…と名乗っていたらもっと最近はレキジョという呼称がついた。でも無骨好きなので世間一般のレキジョとは違うと思う。
特に真田・伊達・大谷・黒田家あたりに大フィーバー。
趣味の旅行は最近、城と遺跡巡りまっしぐらになりつつある。
戦国バサラシリーズに真田信幸が出て来てくれる夢ばかり見ている。
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