脳内戦国武将時代 戦国時代って 忍者ブログ
幸村の兄・真田信幸が戦国バサラシリーズに登場してくれないもんかな、という願望の呟き。あとは戦国時代考。小説更新報告も。
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戦国時代って、というか平安の昔から
筆跡というのは人格を図る重要ソースだった。
まず字を書ける、というのが無条件に上流階級の
特権なんだけども、その中でも綺麗な筆跡と
いうのは美形の条件だったらしい。
何しろ直接顔を見に行くような機会が少ない時代、
手紙の内容や筆跡で美人を判断したんだから
スゴイ。奥ゆかしい。
古典をオシャレに引用したり、いかに短時間で
ウィットの効いたカッコいい返事が出来るかで、
人としてのレベルを図っていたようだ。
難しい。

で、戦国時代もやっぱり筆跡鑑定のようなことを
していた。偽書を見抜くためにも、見知った人の
筆跡は把握していたし、筆跡から人柄をうかがうのは
当たり前だったようだ。
しかし殿様の場合、腕が立てば割とのし上がれたので、
代筆を立てて口頭を筆記させるのが普通だったらしい。
マレに元就や政宗のように超筆まめな人もいたようだが、
豪胆な戦国大名は見直しもしないで花押(サイン)だけして
送っちゃうパターンも多かったようだ。

確かに政宗は字が綺麗だ。
かるく神経質そうなイメージあるくらい綺麗。
そして真田家。
父も兄も弟も、紙の幅を無視した
勢い良い書きっぷりがステキ(笑)

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兄って実は冷静沈着とか言われてるけど
ケンカっ早かったらしい。もっとも戦国時代の
武将はケンカっ早くて当たり前、というか
それくらいじゃないと尊敬されなかったようだから、
当時は普通だったのかもしれないけど。
アニキだって姫若子時代は物静かで口数が
少なくて、親にも家臣に「大将の器じゃない」と
言われて苦労したらしいから、元気良くなきゃ
人権も認められないかんじ?
だから無理してたかもしれないけど。
で、現代の私。
仕事のストレスで日に日に怒りやすくなってきている。
イラっとくると「ンだとコラァ?!」とすぐ戦いたくなって
しまうのだ。ちなみに兄は、犬伏で話し合いを
した時に、熱くなって弟に掴み掛かりそうになったとか。
父はゲタを投げつけて家臣の前歯を折ってるし、
親子そろってものすごいヒート加減だ。
まさに武将ってかんじ?(^^ゞ

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忠臣は二君に仕えず…などと言われて忠誠心が
美徳となっているが、戦国時代は主君を変えるのが
当たり前だったらしい。
とにかく皆のし上がりたかったので、少しでも有望そうな
主君を求めて主人を転々とした人も珍しくない、
というかそっちの方が普通だった。
小十郎みたいのはマレだったということだ。
…あれはまぁ傅役だったし。でもちょっと待遇に
不満があって出奔しようとしてたけど(笑)

で、当時の武士は
「7度主君を変えないと一人前とは見なされない」
ってくらい転職が激しかった。
命預けるんだからアホ主人じゃ困るのは解るが、
それだけ実力主義だったということだろう。
アメリカナイズ?

で、現代の自分。
そろそろ2度目の転職したいなぁと考えている(笑)

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昔は甘いものがなかったようだ。
自国でさとうきびから砂糖を作り出す
ようになったのは吉宗の時代かららしく、
それまでは絶対的に砂糖がなかった。
大半の人が生活に余裕もないから
菓子を食べる習慣もなかったはずだ。
今でも中東ではお菓子を食べる習慣がないらしいし。
だから貧乏っ子の幸村が甘味好きと聞くたびに、
何を夢見てるんだとよく思う。
高校生がフェラーリが好きだと言ってるような
ものだと思うのはうがちすぎかな…(笑)

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上田市が幸村を

「かっこいい殿様」

と評するのはいい。
かっこいいかどうかは相対的な判断じゃないけど、
幸村がかっこいいのは問題ない。
それより問題は、幸村を「殿様」と呼んでいることだ。
残念ながら「殿様」と呼ばれるためには城の主に
ならなければならない。
幸村は、兄が分家の主になって殿様になっていた頃は
上杉景勝や豊臣秀吉の所に人質に行ってたので、
残念ながら城持ちにはなってない。その後、関が原では
父に従って戦ったからここでも城持ちではない。
更にその後、九度山で蟄居してたが、この頃もやはり
父が健在なので城持ちではない。

ではいつ殿様になったのか。

可能性としては、父が九度山で亡くなった後だろうか。
父と弟が蟄居した後、本家は兄が継いだから弟が
殿と呼ばれるためには分家しなければならないのだが、
蟄居していて分家は無理だろう。だいたい九度山の
住居は城じゃなく館だ。

でもここで妄想をたくましくしてみると、幸村は九度山で
十勇士達と時勢をうかがいながら暮らしていた。
もちろん、もう一度世の中に打って出るためだ。
そして父が死んだとなると、その後十勇士達は幸村を
「殿様」と呼んでいたのではあるまいか。

「殿様」の前に「俺達の」って入りそうだけど…。
(つまり詐称か…)

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沙原
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OL
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時代小説・旅行
自己紹介:
戦国時代をこよなく愛する仮面OLの日々。最近ハヤリの隠れ腐女子…と名乗っていたらもっと最近はレキジョという呼称がついた。でも無骨好きなので世間一般のレキジョとは違うと思う。
特に真田・伊達・大谷・黒田家あたりに大フィーバー。
趣味の旅行は最近、城と遺跡巡りまっしぐらになりつつある。
戦国バサラシリーズに真田信幸が出て来てくれる夢ばかり見ている。
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