幸村の兄・真田信幸が戦国バサラシリーズに登場してくれないもんかな、という願望の呟き。あとは戦国時代考。小説更新報告も。
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久しぶりの富樫倫太郎は相変わらず面白かった。
この方の作品は善人と悪人の人格が極端過ぎる点が魅力だと
思うんだけど、今回も善人が善人過ぎて清々しかった。
こんなに清らかな風魔小太郎初めて。
物語は、隠居した北条早雲(伊勢早瑞)に小太郎が見出されて
氏康の軍配者(軍師)として成長していく話。
関東住んでるくせに北条氏についてあまり知らなかったので
大変勉強になりました。あと足利学校に関しても。
足利学校は軍配者を育成する機関で、中国の四書五経やら
六韜三略やらをどうやって勉強していったか、
軍師に必要な知識は何か、細かく書かれていて興味深かった。
昔は本も少ないし印刷技術もないから、授業で使う本は
いちいち借り出して書写してからじゃないと授業に
参加出来なかったようだ。
あと軍師には天気を読む知識・医学・占術なんかも必要らしい。
戦争に占いは本当に要るのだろうか…現代人にはイマイチ解らない。
続きが楽しみv
…てまさかこれで終わりじゃないよね!?
この方の作品は善人と悪人の人格が極端過ぎる点が魅力だと
思うんだけど、今回も善人が善人過ぎて清々しかった。
こんなに清らかな風魔小太郎初めて。
物語は、隠居した北条早雲(伊勢早瑞)に小太郎が見出されて
氏康の軍配者(軍師)として成長していく話。
関東住んでるくせに北条氏についてあまり知らなかったので
大変勉強になりました。あと足利学校に関しても。
足利学校は軍配者を育成する機関で、中国の四書五経やら
六韜三略やらをどうやって勉強していったか、
軍師に必要な知識は何か、細かく書かれていて興味深かった。
昔は本も少ないし印刷技術もないから、授業で使う本は
いちいち借り出して書写してからじゃないと授業に
参加出来なかったようだ。
あと軍師には天気を読む知識・医学・占術なんかも必要らしい。
戦争に占いは本当に要るのだろうか…現代人にはイマイチ解らない。
続きが楽しみv
…てまさかこれで終わりじゃないよね!?
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何ヶ月越しだかようやく読み終わりました。
年初め一発目の読み物はコレと決めていました!
(睦さん遅くなってしまってすみません…)
ということで、大満足での一冊です。
「信之と幸村」
PHP文庫・嶋津義忠書。
タイトルからウハウハですね。
内容もウハウハでした。
やはり兄弟が仲良い話はそれだけでプライスレス。
白紙の手紙に対して
「白紙でも源次郎の言いたいことはわかる」
と言い切った兄に最高にモエました。
淀殿以下、大坂方を説得出来なかった時に
「兄上だったらこんな時…」とか考えちゃう源次郎も
最高でした。離れていても通じ合っちゃうなんて、
そして大人になってからも幼名で呼ぶ仲最高や…!
兄の堅実な性格とか治世を頑張った点とか評価されてて、
ドラマ性はないけどその点素晴らしい一冊でした。
でもやっぱり一冊じゃ表現に限界あるよね…一冊だけだと
弟はただの「不思議ちゃん」描写が多い気がするし。
つまり、文庫本一冊ごときではこの兄弟の魅力は
伝えきれないんだよ!!!
年初め一発目の読み物はコレと決めていました!
(睦さん遅くなってしまってすみません…)
ということで、大満足での一冊です。
「信之と幸村」
PHP文庫・嶋津義忠書。
タイトルからウハウハですね。
内容もウハウハでした。
やはり兄弟が仲良い話はそれだけでプライスレス。
白紙の手紙に対して
「白紙でも源次郎の言いたいことはわかる」
と言い切った兄に最高にモエました。
淀殿以下、大坂方を説得出来なかった時に
「兄上だったらこんな時…」とか考えちゃう源次郎も
最高でした。離れていても通じ合っちゃうなんて、
そして大人になってからも幼名で呼ぶ仲最高や…!
兄の堅実な性格とか治世を頑張った点とか評価されてて、
ドラマ性はないけどその点素晴らしい一冊でした。
でもやっぱり一冊じゃ表現に限界あるよね…一冊だけだと
弟はただの「不思議ちゃん」描写が多い気がするし。
つまり、文庫本一冊ごときではこの兄弟の魅力は
伝えきれないんだよ!!!
伊達騒動を描いた山本周五郎の小説、を今年の2月に
ドラマでやっていたのを録画したまま放置してたので、
小説を読み始めた。
しかしなかなか読み進められず、いい加減今年中に
見ないと!と思って小説半分くらい読んだ状態で
ドラマだけ先に見た。
小説は文庫本3冊分あるから、ドラマはものすごく
省略されてて要点だけ突いた感じが逆に解り易かった。
主人公の原田甲斐の、伊達藩存続にかける思いが静かに熱く
、ラストには泣けてしまったし。
それまでが、自分が動かないばっかりに大事な人が次々
無茶をして亡くなっていく様を見ているばかりでじりじりしてたから、
最後の後始末の見事さと覚悟が素晴らしかった。
自分が死ぬだけで済む話じゃないってところが凄い…というかこれ、
伊達騒動は本物としても周囲の心理はフィクション…だよね…?
そして、山男な原田甲斐は田村正和のイメージじゃないのだけが残念。
さて。
今年も一年お世話になりました。
更新はさっぱり出来なかったけど、バサラのアニメは
面白かったし来年の劇場版も楽しみv
来年度もよろしくお願い致します。
ドラマでやっていたのを録画したまま放置してたので、
小説を読み始めた。
しかしなかなか読み進められず、いい加減今年中に
見ないと!と思って小説半分くらい読んだ状態で
ドラマだけ先に見た。
小説は文庫本3冊分あるから、ドラマはものすごく
省略されてて要点だけ突いた感じが逆に解り易かった。
主人公の原田甲斐の、伊達藩存続にかける思いが静かに熱く
、ラストには泣けてしまったし。
それまでが、自分が動かないばっかりに大事な人が次々
無茶をして亡くなっていく様を見ているばかりでじりじりしてたから、
最後の後始末の見事さと覚悟が素晴らしかった。
自分が死ぬだけで済む話じゃないってところが凄い…というかこれ、
伊達騒動は本物としても周囲の心理はフィクション…だよね…?
そして、山男な原田甲斐は田村正和のイメージじゃないのだけが残念。
さて。
今年も一年お世話になりました。
更新はさっぱり出来なかったけど、バサラのアニメは
面白かったし来年の劇場版も楽しみv
来年度もよろしくお願い致します。
もはや「本」でもないんだけど面白かったのでオススメ。
「アンサイクロペディア」は「ウィキペディア」の
ダークギャグ版というポジションか。個人的に
別役実大好きなので「悪魔の辞典」web判と評したい。
ともかく、ブラックジョークてんこもりの嘘だらけ説明が
羅列されているweb辞典なのだが、政宗の項がやたら
力入れて説明されてあったので大変面白かった。
これ書いた人の愛を感じるなぁ。
だって他の武将でこんな力入れて書かれてるの信長
くらいしかいないし(幸村案外少なかった)
バカバカしいし下品なネタも多いんだけど、政宗の場合
恐ろしいことにほとんど史実という…そこがまた笑える。
ということで、鵜呑みすると危険だけど広い心で
冗談6割と思って見られる人にはオススメ。
「アンサイクロペディア」は「ウィキペディア」の
ダークギャグ版というポジションか。個人的に
別役実大好きなので「悪魔の辞典」web判と評したい。
ともかく、ブラックジョークてんこもりの嘘だらけ説明が
羅列されているweb辞典なのだが、政宗の項がやたら
力入れて説明されてあったので大変面白かった。
これ書いた人の愛を感じるなぁ。
だって他の武将でこんな力入れて書かれてるの信長
くらいしかいないし(幸村案外少なかった)
バカバカしいし下品なネタも多いんだけど、政宗の場合
恐ろしいことにほとんど史実という…そこがまた笑える。
ということで、鵜呑みすると危険だけど広い心で
冗談6割と思って見られる人にはオススメ。
読書の秋だというのに初日からスミマセン(汗)
某巨大中古店で100円だったのでつい…(汗々)
幸村本は兄が出てるかもvと期待して買ったけど、
こちらは完全に興味本位で。
やはり小十郎とのカラミが多かったけど、中には
犬猿の仲の兼続とのカラミもあってウケた。
あとは弟の小次郎とか。
あの子は政宗の実弟で美形設定なのに
イマイチ扱いに恵まれない不憫な子…やはり武将として
覇気に欠けてると戦国時代ではもてはやされないよね。
あと意外に多かったのが息子の方の二代目小十郎。
政宗ってば親子どn…いやいや贅沢ですな。
ひとつ思ったこと。
幸村本もだけど、あまり武将を知らない方に
執筆依頼するのはどうかと思いますー(涙)
某巨大中古店で100円だったのでつい…(汗々)
幸村本は兄が出てるかもvと期待して買ったけど、
こちらは完全に興味本位で。
やはり小十郎とのカラミが多かったけど、中には
犬猿の仲の兼続とのカラミもあってウケた。
あとは弟の小次郎とか。
あの子は政宗の実弟で美形設定なのに
イマイチ扱いに恵まれない不憫な子…やはり武将として
覇気に欠けてると戦国時代ではもてはやされないよね。
あと意外に多かったのが息子の方の二代目小十郎。
政宗ってば親子どn…いやいや贅沢ですな。
ひとつ思ったこと。
幸村本もだけど、あまり武将を知らない方に
執筆依頼するのはどうかと思いますー(涙)